母親がバレーを見に連れて行ってくれた
紫色のきれいなお洋服を着てくるくる回ったり
蝶々みたいにひらひらしたり
一本足で立ったり
つま先で回ったりする
すっかり気に入って
☆もやりたい
却下である
目が悪いとできないという
ならば自分でお稽古する
つま先で・・いたくてたてない
一本足で立てない
ぐるぐる回るのならできる
8畳の和室でぐるぐる回る
そりゃもう 挑戦し続ける
同じ場所でぐるぐるできるようにがんばる
上手くなってくるとスピードも上がる
当然目が回る
柱に向かって勢いよく突進する
☆はこぶをいくつも作って
まだ 諦めない
速く もっとはやく ぐるぐる
勢いが半端なくなって柱に突進して☆がきらめく
その内柱が見えるようになった
ぶつかる寸前で手を出す
止まると知ったら もっと速く もっと長く
☆は吹っ飛ぶ
伸びて ぐるぐるをやめた