仙人物語14 スイカ2 こころの声は聞こえないふりが平和

雹被害のスイカをいただいてから何年も過ぎた頃

仙人を訪ねてきた人が 抱えるのが大変な程のスイカをお土産にくださった

仙人は満面の笑顔でいただく
スイカの姿は大好きなのだ

うちの敷地に=私は見たことがない=水神様がまつられていてその先=隣の家の敷地内=に水場がある
共同で使っていいそうだが我が家は掃除をしないのでなんとなく=私は=使いすらい

仙人はビールなどを冷やすのに使っている

仙人はお客さんと一緒にスイカを抱えて水場に浮かせてきた
お客様は素敵な冷やし方だと喜んで帰って行った

一週間後

よく冷えたスイカは誰かのおなかに収まったのだろう

スイカが無くなった時は無言であるが
仙人は時々言う

人は無意識が行動に出る
「つもり」がなくても心の奥で願ったことが行動に出る

仙人様は そういった凡人が犯すような不用意な行動は卒業澄み出そうだから

誰かがスイカを持って行くのを願ったわけがない

一週間が長すぎただけだ
・・・あはは・・・
実に楽しそうに笑う

仙人の心の声が叫んでいる
   スイカは嫌いだ
ついでに幻聴が響く
   ほかのお土産が良かった
   ケーキとか
   羊羹とか、
   どら焼きとか・・・

私は心理学の悟りなど開いていないから
「聞こえてない」 あが正しい選択である

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