ヒビは骨折 5 自己流リハビリ

ギブスは3日で手首の動きに違いが出る らしい
ピアノは1日サボると指が動かない・・そうだ
=普段からサボりがちなには 頭の中の理屈だけど=
・・・・・・・・・
    リハビリ
 
ギブスが取れた
と喜ぶのはまだ早い
ホントに動かない びくともしない
ギブスがないのに まるであるように まったく動かない
こんなことってあるのだろうか
棒のようになってる手を洗うのも一苦労した。
 
絶対に元に戻す。
左右逆転では済まさない
 
何からやろうか。
 
まず,マッサージ 
門前の小僧は今こそ自分のために底力!
ヒマさえあば 下から上へ 先から心臓へ
マッサージは心臓に向かうのが基本。
何しろ、指は縦に動くけれども 横に開かない
石膏で作った絵の見本のようにイイカッコのままだ
生活するには不便極まりない
母指球親指の付け根のふくらんだところ、も
押したりこすったり、
 
少し動いたら グー・パー 
親指が曲げられないのでチョキは難しかった
 
誰でもやること以外に何をしたか,
 
手を開かせるためにしたこと
 出かけるとき
 割り箸を親指と小指の間に通し,
 強制的にパーの状態にして歩いた。
 最初はすぐ痛くなり、とったりつけたり
 やり過ぎないようにこまめに外した。
 ナニセ、過ぎたるは・・で とても痛い
 効果は抜群で、立体が平(ヒラ)になってきた
 
 テレビを見るとき
 両手で身体を支え、体を浮かす。
 これは思ったよりできません
 腕が立たないです。
 手を開くことに耐えられないらしい
 ちょっとでも体重が乗ると指を立てることもできない
 なんで?固まってるんだからできたっていいじゃない
 今度は手首の骨が折れそうに無理
 両手で以前のようにできるまで年単位でかかった
 
手が開くようになると 物がもてて,一見以前のように
復帰したと思えるようになった。
これが大きな間違い 
気が付くと、指先を使わずに生活している
 
すぐ親指の腹で物をつかむ
これでは細かいことはできません。
 
状態を想像するには今の若者たちの鉛筆や
 箸の持ち方を思い浮かべてください。
 若い世の中 ギブスの後遺症時代 です
 つけ爪症候群かな
 
指先が使われたがらない
 
このことに気が付いて、意識して指先を使い始めたら、
朝、起き抜けに手が開かなくなった。
起き上がろうとすると 手が丸くなったままで
開こうとするだけで ビビビー!!!
 
よく手のひらを触ってみると、
母指球がしわしわではなく親指から小指のほうに向かって、
マンドリンの弦をはったみたいに、
何本もの線が硬く浮き出ていた。
音が出そうだ ビンビンビン
とくに親指の付け根から小指に向かって伸びる筋が一本、
針金のように突っ張っている
開こうとすると,その筋がさらに際立って浮き上がり,
無理をすると切れてしまいそう
;これが筋というものか?
ゆっくり指圧をしながらやわらかくすると手は自由になる
毎朝,布団を出る前の仕事になった。
 
すっかりグーパーができるようになってから、
両手を見比べて驚いた
手首の骨の位置が違う
左右対称ではない
丁度盲学校に行く用があったので,
理療科の先生に見てもらうと 
 
あぁ、骨がつぶれてるね
 
平然と言いう。
舟状骨骨折の場合は多かれ少なかれ、こうなるのだそうだ
指圧でかなり治るという
治るというのは 位置の修復と機能回復
 
それならば,と,もう一度よく観察すると,
親指を前に突き出すようにしながら手を開くと、正常形に開く。
ぱっと考えずに開くと,手首の骨の位置がずれてしまう
 
そこで,いい位置になるように、心がけ,
指圧,マッサージ、割り箸,などで、調整
ようは、簡単で難しい 「常に意識する」というアレ
 
1年くらい経ったときには、ビンのふたも
左より骨折した右のほうが楽に開くようにになり
突っ張った筋は、時々浮き出てくるものの、
だいぶやわらかくなった。
骨の位置も見た目にわからないくらいもとの位置に収まった。
 
さらに続く驚きは爪、
事故のあったころの爪の付け根部分
・・・なんでしょう,あれは・・・です。
特に親指、それに人差し指,中指もちっと。
伸びずに分厚くたまってしまった。
 
数ヶ月たち,その位置が爪の先に来たとき、
親指の爪はは、爪切りも入らないくらい分厚く,
どうしたものかと思った
さぞかし丈夫だろう,と缶詰を開けようとして 
 
ギョッ ふぎゃ、べろん 
 
それは爪とは言いがたく、分厚い皮膚。
カルシウムが爪までこなかった?

爪って皮膚だからカルシウムじゃないか
それにしてもふにゃふにゃなのです。
ちょっと触るとべろんと上がってしまい、気持ち悪い
それに不便、また、指の腹で作業です
親指は、爪全体の3分の1くらい幅があったので、
伸びるまでいつも傷バンで保護した。
 
数年たったころ,
盲学校の先生が,もう一つ忠告してくれたことを
実行しなかったために残ったことがある。
手のひらの真中,に近いところの親指側が
一箇所だけシビレが取れていない
何の支障もないためについサボってしまった
ここのシビレについては先生から 
「数年かかるけど,指圧を続ければとれるよ」
といわれていたもの。
やっぱりサボればダメなのだ。 
 
いいわけだけど、やること多い 
これが後遺症で、戒め です。

骨折した時期の身体中の骨が弱いのではないか?
舟状骨に直結の指は極端に栄養が爪まで行かなくて
皮膚のような爪になり、伸びることもママならなかった
それは容易に理解できる。
それだけではなく、ほかの爪にも筋が入ったり 
爪の根元の白い部分がまったくなくなったりした
身体全体が怪我の部分に栄養を回したのではないだろうか 

 

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