仙人物語6 仙人は人徳持ち 1

人間 働き過ぎると贅沢になる
だから のんびり生きるのが良い

と 昼寝する

 

5人家族で総年収150万程度でも
仙人はちっとも困らない

困れば誰かが助けてくれる

それを人徳という らしい

お情けは人徳なしでは受けられない 

 

仙人物語5  仙人は廃屋を愛する 3 雨のオーケストラ

雨漏りしたらバケツを置いて音を楽しむ

バケツですむならかわいいもんだ

 

大型台風がやってきた

大雨様はバケツでは物足りないと お供え物を欲する
たらいも どんぶり様もも動員すると 
雨水打楽器の大合奏が楽しいらしく

もっと もっと と床をも叩く

大雨様と仙人はとても満足

 

屋根下の隙間から天井を無視した大水が
私も入れて、と参加するも

押し入れは布団で音がしない
それでもじくじくと怪しい音を出して
観客に迫る

ーーーー聴いて、気がついて♪

 ああ すごいな
 仙人は絶賛鑑賞 

 手は出さない

後々 屋根下の隙間にいたが張り付いていた
ご本人の布団がなくなるのは問題なのだろう

仙人物語4 仙人は廃屋を愛する 2 タケノコよ天まで届け

竹が伸びて天井を突き抜けたらさぞかし楽しいだろう

 

マジで実体験するとは思わなかった

茨城県龍ケ崎市の竹山前の廃屋に住んでいた頃
物置を貫いた竹に仙人は歓喜に震える

なのに

家の下から出てきた竹は棒で頭をつついていた
さすがに住居を竹には譲りたくないのだろう

 

タケノコって

仙人物語3 仙人は廃屋を愛する 1

廃屋はは手入れをしなくていい・・・・・まじか

住めなくなったら次へ移れば良い・・・・なるほど

探せばいくらでもある・・・・・・・・・誰が探す? 

家賃が安いのが嬉しい・・・・・・・怠け者の心理だ 

 

 

仙人物語2  序章2

仙人は雲の上の「人類」らしい

生きる「理」が私には理解しがたい
人の世界に住み
仙人が欲する「モノ」しか存在に意味がなく
思考は私の斜めはるか天を行く

 天動説の地であり

 地動説の太陽である

 すべてが己のためにある

あまりに崇高すぎて私は理解したくない
 

 

 

こういうのを超絶傲慢ともいう気がするが
言わぬが である

仙人物語1 序章1

凡人とはどういう存在なのか
聴かれても生憎答えなど持ち合わせていない

でも
    
仙人よりは自分の方が凡人であると思ってしまうのは仕方がないだろう

非凡が素晴らしいと言う人は
非凡都はなにか に答えられるのだろうか

非凡にもいろいろあるだろうから
一概には言えない・・か

 

己が非凡であることを誇りに生きるより
輝く星を目指して努力す凡人のほうが価値があると
私は思うのである

   ☆=私=エミエドットワールド